花千佳通信春号のご紹介 1

<満開の椿の島から>
花千佳の品質を支える素材のひとつ、椿油の産地、利島を訪ねてきました。周囲約8Kmの小さな島には約20万本もの赤い椿の花が満開を迎えていました。利島では、化学合成の肥料や農薬に頼らず椿を栽培し、秋から冬にかけて、拾い集められた実は、島に一軒の搾油場に持ち込まれます。実は絞りきらずに一番搾りだけ。油を絞った後の実は肥料にしていました。他の地域では木についた実をもぎ取りますが、利島では完熟して木から落ちた実を手で拾います。自然の流れに沿った、とても手間のかかる方法です。自然に寄り添う小さな島の暮らしには、自然を大切に思う優しさに溢れていました。
帰りは伊豆大島からの船が波で欠航になるアクシデントも。厳しい自然に囲まれていると、自然を畏敬する気持ちが自ずと生まれるのではないかなと思いました。

2017年 4月19日

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